脳にはGPS機能がある 〜やりたい方向に勝手に動く〜
脳にはRAS(Reticular Activating System)という機能があることがわかっていて、
これは、GPS機能のようなものらしいです。
例えば、「このレストランに行きたい」と思ったら、
Google Mapなどでナビにレストランを設定して、
あとは地図通りに、あなたは車や体を動かすだけです。
GPS機能が脳にあるということは、
あなたは「〇〇に行きたい、やりたい」と脳に伝達したら、
あとは脳が勝手にそれをやるための道筋を立ててくれるので、
あなたは体を動かすだけということです。
そんなこと信じられない?
先日、私はリビングに寝っ転がりながら、
「そろそろ本気で綺麗になろう〜、体も鍛えよう〜」と、
iPadでアニメを見ながら思いました。
手にはお菓子を持っています。
特にジムを検索したりすることなく、アニメを見続け、お菓子を食べる。
その数日後、TVでトランポリンをしている様子を見て、
「私もトランポリンしたい!」と思い、Googleで検索したら、
トランポリンが設置してあるジムを発見し、体験の問い合わせをしていました。
こんな感じで、脳に指令を伝達したら勝手に道筋が決まり、
体を動かせばそこに辿り着く。
これは誰にでも起こっています。脳の機能だからです。
でも、「自分で努力しないといけない!」などの先入観があると、
それを体験していることに気がつきません。
(先入観があったとしても、気が付かないだけで日常的に起こっていると思います。脳の機能なので)
昔の私だったら、「体を鍛えるぞ!」と思ったらすぐにGoogle検索し、
すぐに体験予約していたでしょう。
でも、今は脳に指令を送っただけです。
私は選択肢を待っていただけ。
「これだ!」と思ったら体を動かす。
もし選択肢にピンと来なかったら、「違う、もっとこんな感じ」と、
より詳細な指令を脳に伝えるだけ。
楽ちん。オートマティック。
何度も言いますが、これは誰にでも起こっています。今も。
それを「体験している」と感じているか、
気付かずに「体験してない」と思ってるか。
コツ1:否定語を言い換える
「いやいや、起こっているとしても、全く自分の希望通りじゃない」
そんな人もいるでしょうか。
脳は、否定語を理解できないと言われています。
例えば、「事故に遭わない」という否定語は、「事故に遭う」にフォーカスされています。
これを「安全」に言い換える。
太らない→痩せる/キープする
(痩せたい場合は何キロ痩せたいのか設定すると、より脳が明確に指令を受け取ります)
働かない→休む
病気にならない→健康
などなど、否定語は言い換えて脳に指令を出すのがコツです。
コツ2:希望のど真ん中!
「自分はこれは無理だから」と思わずに、
ど真ん中の希望を脳に伝えましょう。
表面上でも、世間体ではなく、あなたの本音の部分です。
Aboutでも書きましたが、例えば、
芸能人の写真を撮るフォトグラファーに本当はなりたいけど、
自分には無理だから結婚式専属のフォトグラファーに申し込んでいたり。
「無理だからこっち」ではなく、
自分のど真ん中のものを脳に指令します!
いいじゃないですか、自分しか聞いてないんだから。
行動した人だけが体験できる
当たり前ですが、やらないと何も起こりません。
100%信じなくても、51%(半分よりちょっと)信じて行動してみる。
「絶対信じない、やらない!」と思っている人も、
多分、何年後かにやってます笑
好きと嫌いは対極ですが、本質は同じだからです。
どうせやるなら早いほうがお得。
もちろん「どうでもいい」と感じたらやらなくてもいい。
ぜひご自身で自分の世界をCreateしてみてください!
参考文献
アラン・ピーズ.『自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング』.サンマーク出版. 2017年,401p