私たちは星のかけら

私たちは星のかけら。

天体の本を読んでいると、
よくこの言葉に出会います。

恒星には、赤ちゃん期、青年期、晩年期とあるらしく、

中心部にある水素を使い果たすと「老人」になるそうです。

そうすると星の内部にヘリウムが溜まり、
炭素やケイ素が作られていき、
最終的に爆発してそれらの元素を
ばら撒くのだそうです。

星によって作られる元素は違うらしく、

ネオン、マグネシウム、鉄などを作る星もあるそうです。

私たちのDNAの元になるものも、
星の爆発によって生まれているそうです。

元を辿れば、私たちの体は
「星のかけら」というわけです。

分子(粒子)を最小までバラバラにしたものを
素粒子と言います。

逆を言えば、素粒子が集まったものが分子です。

ということは、素粒子の不思議な性質は、
私たちの性質でもあります。

この世界の性質でもありますね。