恐怖心を感じない人は人生薔薇色?

Wi-Weのブログ一発目、何を書こうかと思いましたが、

Aboutのページでも記載した「恐怖心」について書こうかと思います。

こういうサイトを見ている人の中には、スピリチュアルが好きな人も多いのではないかと思います。

その中で、引き寄せについての知識を取り入れている人も多いのではないでしょうか。

で、「嫌なことが起こるのは、ネガティブな感情があるから」と思って、ネガティブ感情を否定している人もいるでしょうか。

でもよく考えると、ネガティブ感情を否定する根底は、恐怖心です。

ウルバッハ・ビーテ病

これは恐怖心を感じないという病気です。

恐怖心以外は問題なく感じます。

では、ウルバッハ・ビーテ病の人は、自分の身の回りに恐怖なことが起こらないでのでしょうか?

ウルバッハ・ビーテ病患者から見れば「YES」です。

なぜなら、恐怖心を感じないのだから、恐怖な出来事は起こりません。

海外でのデータにはなりますが、この病気の人は、
街中でナイフを突きつけられたり、
銃を突きつけられたりする回数が、
この病ではない人に比べて多かったそうです。

これは、「人の顔を読み取れず危険を察知できないため」と考えられています。

日本人の80%が不安遺伝子

5-HTT遺伝子の「S型」「L型」という遺伝子があります。

S型はL型に比べると不安を感じやすい遺伝子だそうで、日本人の80%が保有しているそうです。

これは、日本は地震などの自然災害が多いからと言われており、

事前に備えたりするよう行動を促すことができます。

必要以上の恐怖心は現代社会では必要ない

上記のようなデータから、恐怖心は生き延びるために必要な感情だと考えられています。

でも、現代社会では必要以上の恐怖心はそんなに必要ないとのこと。

(災害などの事前準備等は大事ですが)

SNSでもよく言われていますが、正しく怖がる。

恐怖心は生き延びるために必要な感情、でも振り回されないことが大事です。

その恐怖、命に関わる?

恐怖心は、わからないことが多すぎる時にも発動しやすいです。

そのため、恐怖心が出てきたら「知る」「調べる」ことも大事です。

それから、「違和感」や「嫌だ」という感情と、
恐怖心をごちゃ混ぜにしないことも大事。

自分の感情を知る。

もちろん、命に関わる恐怖心はしっかり受け止めて、その場で必要な行動をとることも大事。

大切なのは、「自分を知る」これに尽きると思います。

ポジティブ・ネガティブは自分で決めれる!

自分が感じている感情がネガティブなものか、ポジティブなものかは自分で決めることができます。

嬉しい、楽しい、悲しい、悔しい、腹ただしいなどなど、

私たちはいろんな感情を持っていて、どの感情も自由に経験できます。

その感情を体験したいから、それを体験できる現実をつくります。

これらの感情にどんなラベルを貼るかは自分で決めることができるし、

体験したくないなら「体験しない」と決める。

私はといえば、悲しい感情も、腹ただしい感情も、どれも全て愛おしいです。

参考文献

中野信子.『感情に振り回されないレッスン』.プレジデント社出版. 2023年, 677p