知ってると差がつくしくみ〜二極〜
事象には必ず「極」が存在します。
極とは真逆のことです。
S極⇄N極
高い⇄低い
右⇄左
静か⇄うるさい
好き⇄嫌い
この極は、一見真逆に見えますが、球体とイメージしてみてください。
なぜなら、私たちは二次元ではなく、三次元が基本だからです。
二極が同時に存在すると繊細に感じる
静けさや 岩に染み入る 蝉の声
古池や 蛙飛び込む 水の音
上記2つの俳句には、極が同時に存在しています。
これらの俳句の共通点は「音」です。
静けさというのは、音があることでより感じることができます。
極とは、同時に存在できないようで、いつでもセットで存在しています。
全ては1つのものの、違う側面だからです。

二極が同時に存在する事例
事例1
地球は自転しています。
北極からの視点では、左回りです。
南極からの視点では、右回りです。
でも、地球は1つです。
事例2
台風は北極の視点では、左回りです。
南極の視点では右回りです。
上から見たら左回りです。
下から見たら右回りです。
事例3
あなたはこのブログを見て、新しい知識を手に入れました。
しかし、手に入れた知識と同じ分の「知らない」という状態(伸び代)は少なくなりました。
事例4
冷たい水の中に温かい水を入れました。
冷たさは少なくなり、温かさが増えました。
事例5
失恋して悲しい思いをしました。
同じような人の気持ちが想像できる心を手に入れました。
事例6
恋人や家族ができました。
一人の時間が減りました。
事例7
欲しかった服を買いました。
お金が減りました。
事例8
性格が明るい、賑やかという長所は、
うるさいという短所にもなります。
まとめ
何かを手に入れたら、同じ分だけ、何かは減ります。
何かが減った分、何かが増えたり、入ってきます。
視点によって姿を変えるものもあります。
(月のように)
二極は、いつでもセットです。
「表裏一体」や「陰陽」とも言います。
どの視点から見る?
もしあなたが日頃、私にはこれもない、
あれもないと思いながら過ごしているなら、
それは視点です。
その視点から、あなたが物事を見ています。
これが、自分が自分の世界を
Createしているという、1つの側面です。
あなたはどこからの視点が好きですか?
ひとりごと
事例7について、
本当に好きなもの、気に入ったものを買った時、
それを手に入れた喜びが溢れてきます。
その「物」と、それ相当の「お金」を交換していますが、
+αで「手に入れた喜び」を体験できます。
だから私は、自分のど真ん中で好きなもの、
気に入ったものを妥協せずに買うことにしています。