環境によって結果は変わる

ドーパミンという物質があります。
ドーパミンは、脳のどこで作用するかによって、効果が変化します。

一般的に知られている、
「やる気や集中力を高める」

というのは、腹内側前頭前野というところで
作用したドーパミンの効果だそうです。

これが前島という部分で作用すると、
不安をコーディングするそうです。

ここで、「ドーパミン=自分」だと仮定してみてください。

ドーパミン(あなた)自体は、
「ドーパミン(あなた)」として動いているだけです。

でも、場所によって、効果が変わる。

もしあなたが「周りに迷惑をかけてばかりで」などと思っているなら、

結果は、環境によって変化する可能性があるということです。

あなたが悪いかどうかという視点より、
環境によって変わることを知っておく。

そうすることで、もしかしたら、
あなたの次の行動が変わるかもしれません。

参考図書

乾 敏郎.『感情とはそもそも何なのか』.ミネルヴァ書房. 2018. 210p